22日放送の「A-Studio」(TBS系)で、俳優の綾野剛が、小栗旬からの誘いで事務所を移籍したエピソードを語る一幕があった。
番組にゲスト出演した綾野は、番組アシスタントの早見あかりと共演したドラマ「すべてがFになる」のエピソードや、仲が良い俳優仲間の小栗旬、山田孝之との関係について語った。
そんな中、話題は綾野が小栗の所属事務所への移籍を決意したときのエピソードに。共演した映画「クローズZERO」の二次会で移動する最中、小栗はなぜか乗る必要のないタクシーに綾野を誘い、二人っきりになれる場所を作った。
小栗はその車中、突然「綾野君さあ…、俺と心中してくんね?」と誘ってきたのだという。綾野は発言の意味がわからずドン引きし「気持ち悪いな、この人…」「絶対イヤやし、そんなの」「死ぬんやったら勝手に死ねや」などと思ったそうで、率直な当時の綾野の感想はスタジオの笑いを誘った。
しかし、話をよく聞いてみると、小栗の真意は自身の所属事務所に綾野を勧誘することだった。小栗は自身の事務所を本格的な役者の事務所にしたかったそうで、いつかは所属事務所の役者だけで舞台をやりたいといった夢も語ったそうだ。
小栗の話を聞いているうちに綾野は納得し、「断る理由がなくなってきたんですよね」と語り、その場で事務所を移籍することを決断したそうだ。
ただ、綾野が独断で決めたとあって、当時の所属事務所社長には驚かれ「おい、どういうことだ?」と言われてしまったらしい。
事務所移籍後に綾野は本格的なブレイクを遂げ、現在の活躍にいたる。綾野は小栗に誘われたことが活躍するきっかけになったことについて、「間違いないと思います」と認め、ある時期までは仕事が決まるたびに小栗に報告していたことも明かしていた。
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