「王妃の館」はパリで約20日間ロケを行った意欲作。「相棒」のヒット御礼もあって、テレビ朝日を中心に大金を投じた大作でもある。採算ベースは興収10億円前後といわれるが、最終的に4億円に届かない惨敗になりそうだという。「相棒」の右京役でいまや国民的俳優の水谷にとって、これは大誤算だ。
「パリ・ロケをやらずにセット、CG処理の案もあったが、“テレ朝の天皇”の水谷が“海外ロケで”といったら、テレ朝としては従うしかありません。水谷に『相棒』シリーズで稼がせてもらっているといっても、映画のマイナスはテレ朝にとっては大きな痛手です」(映画関係者)
となれば、水谷は「相棒 season14」で絶対に失敗できない。前作は平均視聴率17%以上を記録したが、それ以上が目標になる。その際に鍵を握るのは新相棒の存在。前作で相棒役の成宮寛貴が逮捕され、次はだれかと話題である。
「これまで織田裕二から反町隆史らの名前まで取りざたされました。最新の名前は『相棒』に出演して“伏線作りか”といわれた仲間由紀恵や2代目相棒だった及川光博です。とくに及川はseason7からseason10まで出演し、成宮に交代した後も昨年の劇場版映画で“完全復活”するなど、水谷の覚えもめでたい。しかも、season9はシリーズ最高の20%を超える平均視聴率を叩き出し、実績があります。背水の陣の水谷にとって、ミッチーは頼もしい存在です」(テレビ関係者)
ただ、及川は来年の大河ドラマ「真田丸」の出演オファーもあるといわれ、スケジュール調整で難航しているとも。
映画に手を出さなければ、こんなピンチを迎えることもなかった。水谷は“出戻り”ミッチーで“汚名返上”のチャンスを掴むことができるか。
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