2005年にスタートしたこの番組だが、この3月で惜しまれつつ最終回を迎えることになった。今回は番組としては4年ぶりの公開録音、そして番組10年の歴史を締めくくるイベントということもあり、「ラジオDJ歴10年の野中藍さんが、その実力を発揮する」というコンセプトのもと、レギュラーコーナーを盛り込んで行われた。
今回、当日の模様を記した公式レポートが到着したので、ここに公開しよう。
◆公式レポートで当日の模様を大紹介！
野中さんは、番組グッズの「I▽ラリルれ」（※▽＝ハートマーク）とプリントされたTシャツにチェックのスカート姿で登場。野中さんがリスナーにインタビューする「生ふつおた（普通のおたより）」のほか、番組リスナーから募った「野中藍に歌ってもらいたい、スターチャイルドアーティストの曲」のランキングなども発表。野中さんらしい独特の切り口のトークに、収録は笑いのたえない和やかなムードで終了した。
番組収録後は、野中藍のスペシャルミニライブも実施。野中さんがオリジナルソングを歌うのは久しぶりのことだ。デビュー曲である「夢のドライブ」や、放送開始当初のオープニングテーマ「にちようび」などを歌うと、客席には野中のイメージカラーでもあるグリーンのサイリウムが光り、手拍子で盛り上がった。
野中さんは当時を振り返り、「CDデビューとともに“ラリルれ”が始まったのですが、最初はドキドキでした」、そして「（今日は）客席からのコールがなかったらどうしようかと思ったけど、安心しました！」と笑顔を見せた。
また、「野中藍に歌ってもらいたい、スターチャイルドアーティストの曲」のランキングで１位に輝いた、野中さんにゆかりの深い、あのアーティストの名曲も披露。難曲を歌いこなし、会場は大いに盛り上がった。
「芝居も歌もうまくないほうだけど、自分らしく気持ちをぶつけていく…そういうやり方しかないのかなと、ここまできたら思ってます」
「形あるものはいつかなくなると言うじゃないですか。あの世には思い出と心しか持っていけない。10年間『ラリルれ』やってきましたけど、リスナーさんと走ってきたことはあの世まで持っていこうと思います。ラリルれが終わっても、ラリルれで学んだことを生かせたらと思います」と語った野中さん。
3月28日の最終回は、休みがもらえたら神戸に来て、リアルタイムで放送を聞こうと計画中だと言う。
この公開録音の模様は、ラジオ関西で3月14日（土）24時から、東海ラジオでは25時からの「野中藍 ラリルれ、サタデーナイト。」で放送され、番組は3月28日（土）をもって10年の歴史に幕をおろす。
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