松山ケンイチが天界から沖縄に降り立つ、SABU監督の新作『天の茶助』予告編公開【映画ニュース】

松山ケンイチの主演映画『天の茶助』から予告編が公開された。

公開された予告編では、天界で茶番頭として働く茶助役の松山ケンイチが、背中に羽をつけて地上に降り立つ場面や、銃で撃たれるシーンをはじめ、地上で事故死する運命になってしまった口のきけない女性・ユリを救おうと奮闘する姿が映し出されている。さらに、光に照らされる中でユリ役の大野いとと松山がダンスを踊るシーンや、ラーメン店主の彦村ジョー役の伊勢谷友介が白塗りの警官を殴る場面に加え、骨董品屋の店主・種田潤一役の大杉漣、茶助の妹・茶子役の玉城ティナ、暴力団「紅竜会」の若頭・黒木役の寺島進の姿も確認できる。また、あわせて主題歌に起用されたことが明らかになったMs.OOJA“翼”も使用されている。

6月27日から全国で公開される『天の茶助』は、SABU監督が映画化を目的に書き下ろした初の小説が原作。自身の天界での不用意な発言がきっかけで、恋心に似た感情を寄せていたユリが車に跳ねられて死ぬ運命に陥ったことを知った茶助が、沖縄に降り立って様々なトラブルに巻き込まれながら事故を回避させようと奔走する様を描く。同作は全編にわたってSABU監督が3年前から居住しているという沖縄で撮影され、昨年10月に完成。今年2月に『第65回ベルリン国際映画祭』コンペティション作品としてワールドプレミア上映された。


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